介護初任者研修とはどんな資格

これから介護の仕事を始めたいと考えている人は、介護職員初任者研修の資格取得を目指してみましょう。介護の仕事には掃除や洗濯、料理といった生活の援助だけでなく、食事や入浴、排せつといった身体的介護があります。身体介護を行うためには、必要な知識やスキルが求められるのです。

介護職員初任者研修の資格取得のメリット

介護士
no.1

介護職としての信頼度がアップする

介護業界は人手不足のところが多いので、無資格でも仕事を探すことはできるでしょう。しかし、資格を持っていないと専門的な知識に乏しく、いろいろな仕事を任せるわけにはいかなくなります。資格を持っていると、仕事に必要な知識があると判断されて信頼性を得ることにつながります。

no.2

資格手当が付いて給料アップになることも

介護職は、他業種と比べて給料が低いことで知られています。しかし、資格を持っていると手当が付く職場が多いので、給料アップにつながることがあります。介護の仕事において信頼性もアップし、お給料も多くもらえるかもしれないので、取得しておいて損はありません。

no.3

転職や就職で有利に働く

介護の仕事を活かせる職場は介護施設だけでなく、デイサービスなどさまざまな場所があります。介護職員初任者研修を取得しておくと、介護業務に必要な知識やスキルを持っていることを証明できるため、就職や転職に有利に働くようになります。より良い条件の職場で働けるようになるかもしれません。

介護職員初任者研修取得のための試験とは

介護職員初任者研修を取得するには、どれくらいの難易度があるのか気になるでしょう。主に、高齢者や障害者に食事や排せつ、入浴のサポートを行うときに必要となる基礎的な知識と技術が問われます。全部で10科目、合計130時間の受講が必須で、筆記試験にパスすることが資格取得の条件です。

資格がある場合とない場合を比べて

受けられる仕事に制限が出てきてしまう

介護の仕事では、介護を必要とする人の食事や排せつ、入浴などの身体的介助が必要になります。資格を持っていないと、できる仕事に限りが出てきてしまうので、十分な介護サービスを提供できなくなります。

今後の転職や給料面でもデメリットになる

介護の現場では人材不足が続いているので、資格を持っていれば転職や就職に有利に働きます。経験が少なくても、介護職員初任者研修を持っていると仕事に必要な知識があると判断されますし、資格手当がもらえるかもしれません。

介護職員初任者研修を取得するメリットを紹介

男女

資格取得の方法

介護認定初任者研修の資格を取得するためには、指定の全10科目、130時間の講義を受講することが、必須条件です。勉強方法については、通学と通信との組み合わせから選ぶことができます。通学を選べば、必ず学校に行って講義を受けるのでスケジュール管理が苦手な人でも、資格取得を行いやすくなります。自宅での学習と教室での講義を合わせて行うこともできるので、働きながら資格を取得することもできるでしょう。